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2023/02/23

ベタ基礎と湿気対策の関係性☝

こんにちは✨

食いしん坊から脱却する予定の食いしん坊事務員さんです😀

寒暖差はまだあるものの、少しずつ春の陽気を感じられる時間が多くなってきましたね🌸

 

さて、前回投稿した「ベタ基礎でもシロアリって発生するの!?

の記事に想像以上の反響をいただいたので、もう少し詳しいお話しを共有させて頂きます。

家の基礎部分は普段目にすることが少ないので、あまり気にかけていない方が多いと思います。

ですが、床下に湿気がたまると、シロアリやカビ、建物の腐食などのトラブルが発生してしまいます💦

そこで今回は、ベタ基礎と布基礎という2種類の基礎構造に着目して、湿気によるトラブルへの対処法をお伝えします👍

 

❒ ベタ基礎と布基礎、湿気との関係性

床下に発生する湿気は、基礎部分の構造によって左右されます。

まずは建物の基礎構造の代表でもある、ベタ基礎と布基礎と湿気の関係についてです。

 

◆ベタ基礎は湿気が発生しにくい??

 

ベタ基礎は、床下部分の全面に鉄筋コンクリートを使用して建物を面で支える構造になっています。

耐震性を高めやすいので近年では主流となっている基礎工事の方法です。

床下部分を全て分厚いコンクリートでおおうので、地面の湿気が建物に伝わりにくいというメリットがあります。

シロアリや害虫の侵入も防ぎやすいのも魅力です。

 

◆ 布基礎は湿気が溜りやすいので要注意!

 

布基礎は昔からある基礎工事の方法で、逆T字の鉄筋コンクリートを深い部分に打ち込み家を支えています。

使用しているコンクリートが薄く地面の湿気が建物に伝わりやすいので、湿気が発生しやすい傾向にあります。

 

❒ 床下に湿気がたまると起こりうるトラブルは多数!

 

床下に湿気がたまると様々なトラブルが発生します。

そのうち、アローズ東海に頻繁にご相談をいただく被害をピックアップします。

 

◆ シロアリ被害

 

シロアリは湿気の多い場所を好みます。

気づかないうちに建物に侵入し、木材を食べ尽くしてしまうため注意が必要です💦

被害が大きくなると、家の資産価値が下がるだけでなく、強度にも問題が発生してしまいます。

 

◆ カビによる健康被害

 

湿気を好むのはシロアリだけでなく、カビも同様です。

床下がびっしりとカビで覆われてしまうと、その臭いが建物内まで伝わり、部屋がジメジメしたり、

押し入れがカビ臭くなってしまいます

カビは健康にも被害を及ぼす可能性があるので、シロアリ被害同様に注意が必要です💦

 

◆ 建物の強度に関わる被害

 

湿気は、木材や基礎コンクリートを劣化させます💦

とくに基礎コンクリートは水を通しやすい性質があり、湿気を吸収してしまいます。

その結果、コンクリート自体が湿気の原因となり、ますますカビやシロアリを発生させる可能性もあります。

 

❒ 床下の湿気対策

 

シロアリやカビ、建物の劣化などを防ぐためには、床下の湿気対策を行うことが大切です。

大きな被害にある前におすすめしたい湿気対策方法をご紹介します✨

 

◆ 防湿シート

 

地面から伝わってくる湿気をシャットダウンするためには、防湿シートがおすすめです。

基本的には0.1〜0.2ミリほどの厚さで、EVA樹脂やポリエチレンでできたものを使用します。

効果を引き出すためには、部分的に使用するのではなく、全面に隙間なく施工することがポイントです。

 

◆ 調湿材、調湿マット

 

その名の通り湿度を調節してくれる道具です。

湿度が高い時には湿気を吸収し、乾燥している時には蓄えた湿気を放出してくれます。

地面に直接施工する調湿材と、地面に敷き込んで使用する調湿マットがあります。

 

◆ 床下換気扇

 

床下にたまった湿気を物理的に取り除くための道具です。

効果的に活用するためにも、適切な数の床下乾燥機を、適切な場所に設置することが条件となります。

配線や床下環境の知識も必要になるため、信頼できる専門業者にお任せすることも大切です。

 

❒ ベタ基礎・布基礎の床下湿気対策まとめ

 

今回は、床下の湿気について基礎構造に注目しながら詳しくご紹介しました☝

 

なによりも、気づいた時にはすでに手遅れになっていたという事がないよう、早めに湿気対策を行うことが大切です😃

アローズ東海は、防腐・防カビ処理、床下換気扇の設置、床下調湿材施工や床下調湿木炭施工、

さらには、すでに被害が出てしまった場合の対処や基礎補修・補強など、床下メンテナンスにも力を入れております。

 

この春こそ、と思われましたらぜひ一度アローズ東海にご相談ください😄